美を求めて

美容と健康について調べてみました

ショウガ

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万病の元と言われる冷えですが、冷えにはショウガが良いという事で、

取り入れている方も多いと思います。

そんな身近な食材の、ショウガの効能をみてみましょう。

 

3大成分と言われるジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン、それに食物繊維、

ミネラルによる効果が大きいです。

 

「ジンゲロール」

ショウガの辛み成分です。ジンゲロールには抗酸化作用があり、

アンチエイジング効果が期待できます。

血管を拡張させるため、血流が良くなり手足を温め、肩こりや頭痛の改善が期待できます。

 

「ショウガオール」

ジンゲロールと同じでショウガの辛み成分です。乾燥・加熱によりジンゲロールの

一部が変化したものです。

殺菌、抗酸化作用があり、美肌効果が期待できます。

 

「ジンゲロン」

ジンゲロンも乾燥・加熱によりジンゲロールの一部が変化したものです。

血行が良くなる、消化促進、冷え性改善が期待できる成分です。

 

「食物繊維」

食物繊維が水分を吸収し、不要なものを便として排出する整腸作用、むくみの改善

が期待できます。

急激な血糖値の上昇や、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。

 

「ミネラル」

ショウガには、人が必要な栄養素の一つであるミネラルのマンガンモリブデン

含まれています。

マンガンは、酵素の働きを助けます。モリブデンは、体内の不要な物を尿酸に変えて、

老廃物を対外に出す働きが期待できます。

貧血を予防する効果も期待できます。

 

ショウガの皮も栄養が豊富です。特にホリフェノールとジンゲロールが多く含まれています。

ポリフェノールにも抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に繋がります。

皮を加熱するとショウガオールの働きが高まる可能性があります。

皮にも栄養があるので、皮をむかずに調理するのが理想です。

 

ショウガは食べ過ぎると刺激が強いため、胃が荒れてしまう可能性があります。

一日に食べるショウガの量は、30gほどです。

特に胃腸が弱い人は、腹痛や下痢などの症状が出る場合があります。

ショウガが体質に合わず、動悸などの不調が出る場合もあります。

ショウガのアレルギーが表れることもありますので、摂取量に注意が必要です。

また、生のショウガは体を冷やしてしまうので、加熱・乾燥させてから

食べるようにしましょう。