健康づくりのために運動は欠かせません。厚生労働省の基準では、健康増進のため
運動習慣として、週2回以上・1回30分以上の運動を推進しています。
しかし、普段から運動をする習慣のない人が、運動を継続するのは容易ではありません。毎日運動を継続するための動機づけとして、運動することによってもたらされる
効果を考えてみましょう。
運動するメリット
●高血圧、糖尿病、などの生活習慣病の予防
日本人の死亡原因の多くは生活習慣病によるものと言われています。
発症を予防するために、規則正しい生活を送ることも大切です。
●筋力、体力、持久力がつく
筋力量が増えると基礎代謝量が上がります。それにより消費するエネルギー量も
増えて、太りにくい体を作ることができます。
また、ストレッチをしたり筋力をつけることで、体の柔軟性が高くなり
腰痛や膝痛などを改善したり、ケガの予防、疲労回復にもつながりす。
●有酸素運動による脂肪の燃焼
有酸素運動は減量効果があることで知られています。
有酸素運動による減量は、肥満や生活習慣病、メタボリックシンドロームの予防に
つながります。
●精神的な安定
運動をすることで爽快感や達成感が得られ、ストレス発散や充実感が沸き、
精神的な安定感が得られます。
生きがいや趣味が見つけやすく、より充実した生活が送れます。
運動の種類
●ウォーキング
特別な道具も必要なく、気軽に始められて続けやすいのはウォーキングです。
ウォーキングは有酸素運動の一つです。
慣れるまではスピードは意識せず、正しい姿勢を保って行いましょう。
一日20分程度行うことで効果が得られます。
ウォーキング中はこまめに水分を摂ることも必要です。
いきなり速足で歩いたり、長距離を歩いたりするのは足腰に負担がかかります。
無理をせず、自分のペースで続けることが大切です。
●ストレッチやバランス運動
ストレッチは家の中でもでき、ちょっとした時間があれば
気兼ねなくいつでも行えるので始めやすい運動です。
首周り、肩などリラックスした状態で
無理せず自分のペースで行いましょう。
最近は、ストレッチポールやバランスボールなど、自宅で簡単に使用できる
グッズも売っていますので、ぜひ挑戦してみてください。
●筋力トレーニング
加齢による筋力低下で、特に下半身の筋力低下が起こりやすくなります。
意識的に筋力を高める運動を取り入れてみてはどうでしょうか。
椅子から立ち上がる運動、スクワットなど器具を使わず
短時間で出来るトレーニングで継続していくことが大切です。
上半身のトレーニングとして、腕立て伏せ、上体起こしなどがあります。
まとめ
健康のための運藤は、少しずつでも継続することが大切です。
自分に合った運動を見つけ、楽しみながら続けて
いつまでも健康でいられたらと思います。